Modefication Report Vol.1
ちょっとしたワンポイント♪ちょっと変化を付けてみます
『フジミ1/24いすゞベレットGT』

まず、第一回となります今回は、フジミのベレットGT-Rをベースに手を加えてみましょう。

ここでは、最小限の加工、といえないものもありますがノーマルとは一味違う仕様にするべく、作業しております。細かい部品、結構流用しておりますが、手持ちで余っているパーツを上手く利用すると良いでしょう。

 まず目に付くのがドアミラーなんですが、これはキットのフェンダーミラーをそのままドアに移設したものなんです。
どうです?結構いい感じになっていると思うのですが。まあ、今はドアミラーが全盛なのでフェンダーミラーと言ってもピンと来ないかも知れませんが既存のパーツの取り付け位置を変えるだけでも雰囲気を変えることも出来ます。

ここではコニシ株式会社製ボンド『Gクリア』を用いて接着しています。
このボンドはプラの材質を痛めません(但し、クリアパーツは除く)し、剥がすのも容易なのでもし位置が気に入らなければ、付け直すことも出来ますし、完全に硬化はせず柔軟性がありますので固定してからなんかの弾みで部品が飛んでったりと言う心配もありませんのでお勧めです。

次に、GT-Rのバンパーの左右部分とフォグランプを分離して付け直しました。

これだけで、ガラッとイメージが変わります。因みにここでもクリアボンドを用いて接着しています。

さらにフロントと、サイドのウインカーレンズをオレンジに塗っていませんが、別に手を抜いた訳ではありません。わざとです。所謂クリアレンズにしているのですが、そのままですと、ボディ色の影響を受けるので(と言っても白ですからたいした事無いですが)裏からシルバーを塗っています。

レンズの色といえばテールランプもこちらでは左右両端のレンズのみ、オレンジにしています。
実車では設定無いんですがオリジナルと言う事で・・・(アフターパーツに付け替えた、と言うことで・・・実際にあるかどうか判りませんけど)
実車でもクリアレンズとか赤一色とかありますし。
(因みに保安基準では点灯時に指定した色で点灯すればレンズ自体の色に制限はありません。左右に赤の反射板を付けなければなりませんが)

打てかわってこちらはミラーの位置を通常に戻すと共に、GT用バンパーに変え、フォグランプ位置を変えたものです。
断っておきますがこの車両は新たに作ったのでなく、同一の物です。
先ほど述べたようにこのボンドの特性を利用する事で容易にイメージチェンジをはかる事も出来ます。
因みにナンバープレートを左側に移設してるのは中央右側の開口部内にオイルクーラーをアクセントとして追加してたりします。(こちらは田宮のミニクーパーの物)メッシュを張ることも考えましたが、むしろこちらのほうがいいかと思いまして。
(外側に出すと車の方向性変わりそうだし)

内装は運転席をレカロ(アオシマSパッケージシリーズの物)、ステアリングをモモ・プロトティーポ(アオシマローレルの物)とそれぞれ流用しましたが、部品を取り替える以外に、シートや内装色をキット指定と違う色にしたり、シートベルトを追加したりと、結構応用範囲があると思います。

流用と言えば、タイヤ・ホイールですが今回はオーソドックスにRSワタナベにて。
本当なら70年代のアルミホイールがあればそれにしたいですがなかなか無いですからねぇ・・・
ハセガワのセリカGTの物を使っています。(ホイール内で空回りするポリキャップは接着剤で固定してます)ホイールは別売りで結構種類がありますし、キットによっては2種類入っているのも有りますが、車体への取り付け方によっては付けれない場合もありますので事前に確認する必要があります。(ホイールにシャフトを差し込むタイプとホイールにピンがついているタイプに大別されますが)

こうして駆け足で説明しましたが、方法や方向性は人それぞれ。自分の好みにあわせて作る事が大切です。また不要部品を捨てずにとって置くと、意外な所で使える場合もあります。(まあ、あまりとっておきすぎると場所を取りますので臨機応変で・・・)

(掲載日2005年1月30日)

Modeficationに戻ります。

Frontに戻ります