Column's Vol.1
Vol.1 何故にうちのサイトは中古車屋風?

 第一話となります今回は2周年の節目ということもありサイト開設に当たって思っていたことと初志なんぞを一つ・・・

こちらをご覧になられております皆様は、基本的に他のカーモデルサイトのリンクをたどって来られた方が大半だと思いますが、
(最近来られる様になった方の中には『ケンメリ』を検索して見つけた方もいらっしゃるかと思いますけど)
たいていカーモデルサイトでは、『ギャラリー』だったり『ミュージアム』だったり、『工房』や『ファクトエリー』という名称を用いておられることと思います。

ま、うちも『Motor Factory』という副題をつけてこそおりますし、完成品コーナーこそ、『ギャラリー』を使ってますけど、何のことはなく、ただ他に良い英文での名称が思い浮かばんかっただけですが。(←マテよオイ)
・・・それはさておき、中古車屋風、とつけるとこなんぞ、他には無いでしょう。

とはいえ、べつに販売するわけでも無いんだから、そんなこと言わんでもいいだろうし、どこが中古車屋やねん?というツッコミしたい人もいるでしょう。

その理由は至って単純で、何のことは無い、ただ単に私の作品の完成レベルが低いってことです。
つまり、ギャラリーやミュージアムに並ぶのはそれこそ宝石のように光り輝く素晴らしい作品であり、私の場合、むしろ、街中の、それこそそこら辺を走っている車のような、ありきたりというか、変哲の無い、というか・・・とにかく、そんなもんです。

古くからカーモデルのネット界を存じている方ならご存知のことと存じますが、こうしてサイトを持つに至ったそもそもの理由は『札幌モデルカー・オフラインミーティング』に参加させて頂いたことに至ります。そこで初めて皆さんの作品を拝見したときのことは忘れられません・・・

レベルがすごすぎて足元にもおよばねぇ・・・orz

ものの見事に敗北しましたが、何か?

その後、こうしてお付き合いさせていただく中で、サイトを立ち上げにいろいろと思いを巡らせてはいましたが、何せ、インターネットすら初心者で、パソコンなんて未知の領域なわたしには、点でお話にはならず、まぁ、すったもんだはありましたがそれに関してはまた機会を改めて・・・

で、目処が立ち、立ち上げの準備中によぎった事はサイトのコンセプトはどうすべきか?
ここで、自分の作ったものを振り返ると・・・

・基本的には日本の公道を走れる車、つまりナンバーが付く車両
・改造車もつくってるけど、センスが無いから見せられない
・レーシングカーにはまるで興味が無いんで作ってない
・わりあい70年から80年代の国産車が多い
・どっちかっつーと他のサイトでは余り見られない下級グレードの車やマイナー車なんかも作ってる
・ほかの方でしたら、フツーならダレもやらないおバカな大改造かましている
・しかも出来がよろしくない(こんな作品を褒めて下さる皆様にはただただ感謝するばかりです)

・・・果たして、こんなんでやってけるんだろか?
そんな思いが頭をよぎり、こりゃよそ様と同じじゃ失礼だわ・・・
と思い、よそ様のサイトの作品がミュージアムやギャラリーでスポットライトを浴びる車なら、うちのは中古車屋の店頭に並んでるような車だな・・・で、それだったら、中古車屋っぽくしてみよう♪
と思ったものの、中古車屋のサイトってろくに見ないからどういう構成にすりゃいいんだろ・・・(←コイツぜんっぜん使えね〜)

まぁいいや、言ったもん勝ちじゃい♪(←何に勝ったと?)

・・・とまぁ、実にくだらない理由からなんです。

もっとも、人様にお見せすることが前提ですので、今まで作った中から、できのいいものを選んで(私の個人的趣味もありますが)掲載すると共に、少しでもいいものを、と精進して今までやってきました。

そして、サイト開設直後、札幌オフミが縁で、お知り合いになれたMizさんのご好意で『Car Pla Net』に参加させていただいて静岡ホビーショーにお邪魔した訳ですが・・・

参加してる皆様、
レベルがすごい人がたくさんいすぎて・・・・・
もうカンベンしてください・・・
ora(←土下座してるように見えます?)

会場では、素晴らしい作品を立て続けに見ることができて感動したのが上回っていたのですが、そのせいもあって、私も参加者だってことを綺麗に忘れとりました。(←忘れてどうする)

冷静に考えると、こんな桧舞台に出ていいんか?おらいは・・・

もうねぇ、子一時間問い詰められるのを通り越して、私のヘタレっぷりをネタに朝までじゃ時間が足りず、翌日の晩まで生討論されるんじゃないかと。(24時間耐久かい・・・)それほどまでに、自分のレベルの低さっつーモンをを見せ付けられましたよ、わたしゃ。

いや、あそこまで素晴らしいものを立て続けに見せられると、打ちのめされて敗北するのを通り越してもう清々しくって、果てしない『ヤラれちまった感』が心地いいですわ、わたしゃ。

だからこそ、あの会場でいろんな方からお褒めの言葉を頂いて、足元に及ばないにしても、恥ずかしくない一台を、その気持ちを製作するすべての物に対して抱くようにしています。

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