Build up Report
      ―製作リポート―

さて、模型サイトを立ち上げるからにはやっぱり欠かせないのが製作記。

ここでは、私の製作状況を掲載したいと思います。とはいえ、informationでも述べましたように、普段のわたしゃ他のモデラーさんが見たら『真面目にやれ!!』と突っ込まれそうな有様なので、私自身も勉強しながら報告していきたいと思います。ここは、各セクションの案内となります。

また、注意事項、ならびに免責事項として、informationと重複になりますが、

製作作業に関しては注意書きをよく読んだうえで自己責任で行って下さい

失敗したからと言って、責任は取れませんし、苦情をよこされても対応は致しません。私もそれ相応の失敗を繰り返した上でその事実を含めて、公表していますので。失敗も勉強です。次に生かせば良いのですから。とはいえ、取り返しのつかない失敗をしないように。刃物などを使う作業もありますので、自信が無いのでしたら、無理に行わない事をお勧めします。(勿論そのような事が無い様勤めますが、)

作業なさる場合くれぐれも、怪我などなさらぬように!!

Report index  青い枠をクリックすると各ページに移行します。

お詫び:
第一回のページが中途で申し訳ありませんが、データの損傷により、更新が困難な状況な為、後日、改めて一から作り直しますので今しばらくお待ちください。
更新を長い間待たせてしまいましたことをお詫びいたします。

Vol,1:Return to Basicー基本に立ち返ってー

田宮1/24 NISSAN 180SX

普通に作る場合(基本中の基本ですね)

Vol,2:It's My Routine Workー割といい加減な普段のやり方ー

長谷川製作所1/24VW Type1 ゛BEETLE″

普段の作り方(ただし、かなり力の抜けた方法)

 

 まず最初に何を作るかと言う事になりますが、その前に・・・

プラモデルって、どこで売ってんの?

・・・こういう質問する人が必ずいるでしょうから、言われる前に突っ込んでるわけですが、こうして考えると、売ってる所少なくなってるなあ。そういう時はネットで調べたり通販サイトを探すのも手ですが、基本的に・・・

『タウンページがあるじゃないか!』ByNTT

・・・このサイトはNTTの提供ではありませぬ(笑い)。

と、早い話そうなります。では、どこを探せば良いのかと言うと、

1:模型店

まあ、基本ですねぇ。品揃えも豊富ですし塗料や工具なども揃っていますし、中には店員さんや常連の方が製作した完成品が展示されてたり、コンテストを開催してる事もありますのでその作品を見ながら、どのように作りたいかシュミレーションできますし。欲しいキットが無い場合取り寄せてもらう事も(但し、あくまでも、カタログに載っている現行商品の場合ですが)解らない事があった場合の質問にも応じてくれますし。(応じてくれない店なら初心者の場合、避けた方が無難。)そうして話してると顔なじみになっていろいろアドバイスしてくれたり、まけてくれたり新製品の情報も教えてくれる事も・・・。

2:おもちゃ屋さん

最近では、大手量販店がありますし、大きな商店街や駅前には1件ありますからねぇ。大手量販店の場合割引率が高いのが魅力。塗料や工具もそこそこ揃っている反面品揃え的には、偏ってる傾向も見られるのがネック。また、物を指定して取り寄せしてもらうことも(基本的に大量仕入れで単価を下げてる為)店側として、辛いと思います。

個人経営の場合、逆に割り引けない反面1個単位から仕入れてるため指定しての注文も可能。また、顔なじみになったらまけてくれたり新製品の情報も教えてくれる事も・・・。

3:大手家電品店

こちらもおもちゃの大手量販店同様、但し、まったく扱っていない所もあります。

4:デパートのおもちゃ売り場

こちらは縮小傾向で扱ってない所が増えてます。昔は一角に必ずあったのになァ・・・。

5:文房具店

こちらも扱ってない所も多く見受けられます。事務用品メインだとまず無く小中学校のそばなら期待できます。

まあ、他にもおいてあるところもあるでしょうが基本的なところではこんな所かと。で、ここからが本題。

何をつくりたいか?

車の種類は千差万別。また、一口に車のキットといっても接着剤要らずのはめ込み式キットからエンジン、サスペンションフル再現のフルディテールキットまで、これまた広範囲。日本のキットはそう言った製作レベルの表示が上級車向けの物しか書いてない。アメリカのキットだったら”SKILL REBELL”つまり経験値が三段階になってるんですけどねぇ。

皆さんはまず好きな車、つまりは初めに車種ありきだと思いますがしかし、キット化されてるのは、人気車種に絞られてます。ですからまず、その車がキットで出てるかを確認する作業から始まると思います。まあ、このサイトを見ていらっしゃいますから、ネット環境あるわけですので模型メーカーさんのサイトに必ずといって良いほどカタログがありますのでそこで確認できるかと思いますし、質問に応じてくれる店だったら直接問い合わせた方が確実です。(製造中止してる場合でも、在庫で持っていたり、問屋を探してくれる事もあります)また、通販サイトやネットオークションを探すのもひとつの選択です。その車がキットとして存在していないのなら諦めるしかありませんが、存在していてもまず、どのようなキットなのか確認する必要があります。ここでは、三段階に分けて説明しましょう

1:初心者向け

一般にはめ込み式のキットや部品点数が少ないキットがこれに当たりますが、1/24サイズの場合、割りと少なくその下の1/32などはその傾向が高いですね。

2:中級者向け

1/24サイズの場合、大概の物がこのエリアだと思います。基本的にエンジンなしで、2500円くらいの物まで(ミニバンなどはもう少し割高ですが)

3:上級者向け

エンジンが再現されてたり、足回りのパーツが繊細だったりボンネットやドアなんかが開閉するのがこのクラス。値段的にもやや割高です。また、派手なマーキングがなされているレーシングカーなんかで、デカールに面積が大きいキットもこちらに分類させて頂きます。だって貼るの大変なんだも〜ん。、

大雑把なわけ方ですが自分の力量を考えて、選ぶ事が大切です。難しいと感じましたら、次回に持ち越したほうが無難です。勿論手に入れておいて少しずつ作っていくのもまた楽しい作業になるでしょうが少しずつ慣れていった方がもっといい作品に仕上がると思いますし、失敗して投げ出すなんて結果も回避できるでしょう。(先に他で失敗してるとそれを生かせると思いますし。)

そして、作りたい車のキットが見付かったら、買う前に、

1:パッケージの確認

意外に思われると思いますが、まず外箱に異常が無いか確認した方が良いです。稀に無礼者と言うか乱暴物というかパッケージを壊してもシカトこいてそのまま戻すドアホがいてたまたまそれを手にもった際店員さんに壊したと誤解され(半強制的に)買わされるという事にもなりかねませんし、(稀にそのことを張り紙してる店もある。)箱が潰れてる場合中身にも影響が出てることも考えられます。異常があった場合、店の人に伝えた方が店の人の心象もよくなりますし、店のほうでも、不良品として返品、あるいはバーゲン品として安売りするでしょう。

まあ、まず無いと思いますが、もし、誤解されて、こちらが無実といっても聞き入れず、弁償させられたり、買わされたりしたら、警察、あるいは、消費者センターに訴えましょう。こっちは無実なんですから。相手も店の評判落としたくないでしょうから取り下げるでしょうし。もっとも、壊したくせに無実だとのたまうのは論外ですが。

私はそういう目にあった事もそんな話を聞いた事もありませんが・・・。平たく言えば

         商品は大切に扱いましょう。

2:中身の確認

これは、部品が破損や、紛失していないか確認する作業であると共に、(その場で見付かれば交換、または注文がスムーズになります)部品数や構成を見て、作りやすいかどうか見極める作業になります。店によってはテープや、リボンで縛ってて確認できない場合もありますが、その場合、店の方に中を見せてくれませんか?と問い掛ければ大概の場合店員さん立合いの元、みせてくれると思います。但し、あくまでこの場合欲しいキット一つのみに絞ってたのむ事が前提。むやみやたらに何個も開けさせるのは相手に対し失礼。買わなければまた梱包し直さなければなりませんから相手の負担が増えますし、冷やかし、ひどければ嫌がらせとしか受け止めなくなります。

また、シュリンクパックされているキットの場合、(特に輸入品に多い)開封すると商品価値がなくなるので無理と言う事も覚えて置いて下さい。

『必要な工具や用品は』

こちらでは、製作に最低限必要な工具をリストアップしてみました。作業工程において、必要になる工具は、順次紹介していきます。

・ニッパー

部品を切り離すのに必要。但し、一般的な工具箱の中に入ってる針金を切るゴツイタイプではなく、小ぶりで電気工事用(弱電用)等の物。プラモデル用がベストですが、無い場合、爪切りでも代用は可能。特にはさみタイプなら、なおよし。(奥さんがいれば君の為に買って来たなんていえますし。)

・紙やすり

部品の整形に必要。田宮のフィニッシングペーパーがベスト。ホームセンターでは一枚ごとにばら売りしています。番手は#400から、#2000までで、田宮のものなら、細目セットと仕上げセットの2種類があれば十分でしょう。私は各番手ごと3枚入り人セットを各番手揃えてますが初めての場合、そこまでしなくても良いでしょう。

・カッターナイフ

これは万能選手。部品切断、整形、スジ彫り(え?)デカール切り、色々と使用範囲は広いですが、刃は新しい物を用意しましょう。また、切れなくなって折りとった刃は、テープを巻いて刃でけがしないようきちんと処理しましょう。

・接着剤

キットに入ってるだろって?最近のキットには無いのもあります。それに入っていても、粘度が高く、綺麗に仕上がらないんです。量も少ないし。当然プラモデル用の物になりますが、他に木工用ボンドとゴム系接着剤(透明タイプ)も用意しました。あと瞬間接着剤もあれば尚良いんですけど、それは予算と相談と言う事で。プラモ用以外であれば家庭で使う事も出るでしょうしね。

・塗料

当然色を塗るわけですが、車の場合ボディの塗装で仕上がりが左右されますので、筆塗りは避けたほうが無難。輪島塗みたく筆で綺麗に仕上げる職人技をお持ちの方は別ですが。当然スプレー塗装になります。気を付けなければいけないのはプラモデル専用の塗料以外使ってはならないという事です。何故かと言うと、缶スプレーの場合、ホームセンターなどで売ってるものや実車補修用のものはラッカー系、プラモデル用はアクリルラッカー系と、同じラッカーでも成分が違い、ラッカー系は、プラモデル、正確にはスチロール樹脂ですが、攻撃性が強く溶かしてしまう性質があるためです。最も、実車用塗料を使ってる方もいますが缶スプレーの場合、事前処理として下塗りをして保護皮膜を作ってから塗っているためで、今回の趣旨から外れるので説明はしません。

次に下回りや内装、細かい部分用に瓶入り塗料も用意するのですが車で外せない色といえば

・黒(下回り、や窓枠など)

・銀(ライトの反射鏡、窓枠など)

・クリアーレッド(テールレンズ、普通の赤でも代用は可)

・クリアーオレンジ(ウインカーレンズ普通のオレンジでも代用は可)

この4色になります。後は説明書を見ながら、あるいは資料を見たり、(内装などは)自分のイメージに合う色をそろえれば良いと思います。

塗料自体は私はGSIクレオスのMrカラーを愛用していますが缶スプレーと同じアクリルラッカー系なので、換気が必要。初めて使う場合、水性塗料(アクリル系で、GSIクレオスと田宮からでています)が有害物質が少なく家族からクレームつきにくくお勧めと思います。失敗したらすぐ水で洗い流せますし、筆も水で洗えますし。但し乾燥すると水では落ちませんが。

筆は細筆(面送筆)と平筆が一本ずつあれば良いでしょう。こちらも模型店で買えます。

                              (掲載日2004年4月10日)

 

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