Modefication Report's
―改造リポート―

さて、カーモデルの醍醐味といえば、やっぱり改造でしょう♪
カタログモデルも勿論魅力的ですが、思い思い、自分の個性に合わせた一台を作りたいと思うのはクルマ好きなら誰でも思う事♪

ここでは、私の改造方法を掲載したいと思います。
informationでも述べましたように、普段のわたしゃ他のモデラーさんが見たら・・・


『コイツなめてる!!』

と突っ込まれそうな有様ですが、基本的に自己流のやり方で行っております故、その点ご注意をば。

ここは、テーマごとに分けた各セクションの案内となります。

また、注意事項、ならびに免責事項として、information、Build Up Reportと重複になりますが、

製作作業に関しては注意書きをよく読んだうえで自己責任で行って下さい。

内容はBuild Up Report以上に高度な作業や危険度が増しますので、細心の注意を払って行ってください。

失敗したからと言っても、責任は取れませんし、苦情をよこされても対応は致しません。
私もそれ相応の失敗を繰り返した上でその事実を含めて、公表していますので。
失敗も勉強です。次に生かせば良いのですから。とはいえ、取り返しのつかない失敗をしないように。
火や刃物などを使う作業もありますので、自信が無いのでしたら、無理に行わない事をお勧めします。

作業なさる場合くれぐれも、事故や怪我などなさらぬように!!

Report index  青い枠をクリックすると各ページに移行します。

Modefication Report Vol.1
ちょっとしたワンポイント♪ちょっと変化を付けてみます
『フジミ1/24いすゞベレットGT』

Modefication Report Vol.2
おしゃれは足元から♪タイヤ/ホイール交換
車種はいろいろと

Modefication Report Vol.3
太陽あんど月が注文装備♪サンルーフ架装
『フジミ1/24いすゞ117クーペ☆☆XC-J』

Modefication Report Special.1
特別編:鬼クラ製作記
『フジミ1/24トヨタクラウン4ドアHTロイヤルサルーン改4ドアセダン』』

Modefication Report Special.2
特別編:サニトラ製作記
『童友社1/24ダットサンサニークーペ改造トラック』

 まず最初に何を作るかと言う事になりますが、その前に・・・

改造の定義ってなに?

・・・こういう質問する人、果たしているのでしょうか・・・

ま、結論から言えば、定義なんて物は無く、組み立て説明書の指示と違う作業(説明書に記載し忘れてる事項は除く♪)を行う事、でしょうかねぇ・・・

皆様が思い浮かべるイメージとしては市販車であれば、タイヤ/ホイール変えたり、車高を落としたり、エアロパーツつけたりというのは定番ですし、レーシングカーならキット指定とは別のレース出場車にしたり、といった所でしょうか。 

また、市販のディテールアップパーツやトランスキット、キット付属のホイールとかエアロパーツとかを組み込むのも、すぐ思い浮かぶ事と思います。

しかし、冷静に考えれば、何もそれだけに限らないわけです。ぶっちゃけた話しボディの塗装一つ違っても、ミラーの位置変わってもオリジナルと異なれば改造であると言える訳ですから。

やりようによってはカタログモデルしか出来ないキットを流用パーツを使わずにキット内のパーツだけでいじる事も出来ますし、パーツを自分で作る事だって、やろうと思えばできるんです。
また、他にもキットでは再現されないオプション品を追加する事も、 あるいはキットには付いてるけどそれを無い仕様にすることも、やり方次第で、何とかなる事もあります。(なんともならない事だってありますけどねぇ)
 また、自分の車と同じ仕様にしたいけどキットのものとグレードが違うし・・・ということも、もしかすれば、と言うことも無きにしも非ず。
といっても、工作技術が無ければとても無理、という意見も出そうですが、何も無理する事なんて無いわけですし、自分のできる範囲で、少しずつ、スキルアップしていけばいい話。誰だって最初から全てこなせるわけなんて無いですから。

このコーナーはもちろんの事、色々なカーモデルのサイトに製作記や改造などのレポートを見て、自分に出来る事は何か・・・それを考えて、少しづつ行動に移せば、ゴールは必ず見えてきます。

  

『改造の方向性』

まあ、改造って言ってもさっきも言ったように定義なんて物は無く、それぞれ好みにいじる事、なんですが、まあ色々と方向性、と言うかジャンルがありますけど、それを明確に決めておかないと手のつけようも無いし、手をつけたはいいが何がなんだかわからなくなり、私のように不良在庫の山(つまり未完成)になるのが落ち・・・

これは私の私見ですが、大きく分けて、3つの方向があると思います。

1)カスタム、ドレスアップ、チューニング
市販車を作る方の改造といえば、ほとんどの人が思い浮かべる事でしょう。
つまり、自分だけの一台、と言う感じの。
結構その為の改造パーツが付いたキットも多いですし、最近では実車のアフターパーツメーカー(チューニングショップとかエアロパーツメーカーとか)とタイアップしてそのものズバリなキットも結構出ていますし、初心者であれば、手始めにこれらのキットを手がてみるのがいいと思います。

2)フルディテールやレース仕様別
打って変わって、レーシングカーを作る方であれば、こちらが定番の改造法でしょう。
別売りデカールやトランスキット(トランスとは変換と言う意味。ベースキットにつける改造部品一式がセットになっている)を用いてキットとは別のレーシングモデルに仕立て上げたり、また、これらのキットはメカニカルな部分も結構見せ場になる為、ディテールアップパーツを組み込んで、精密さを高めたり(これは市販車にも当てはまりますが)どちらかと言えば、上級者向け、と思うのは私だけではないはず。

3)ギミック追加
最近、ディスプレイキットが主流ではありますが一昔(もしかしたら二昔)前はモーターライズで、走らせたり、ドアやボンネットが可動したり、麦球と言う小さい電球でライトをつけたりと、作る事自体だけでなく、完成させてからも楽しめる事がカーモデル(に限りませんが)の特徴だったんですけどねぇ・・・
まあ、走らせる事は今は無いでしょうけど、(壊れるしねぇ・・・)最近、ライト類を点灯出来るパーツなんかもリリースされてますし、今は少ないけど、ドアとか開いた方が出来てからも楽しめますし♪

あと、少数派かと思いますが他にも・・・

4)別グレード化
そんなのやんのアンタだけだろって?ほっといて。
まあ、マスプロ生産と言う事を考えれば、最上級グレードがキット化されるのはそりゃあ当然ですわなぁ。
しかし、実際自分の作りたいクルマといった場合、それが最上級グレードとは限らないわけでしょうし、人の好みは千差万別十人十色、晩のメニューは焼肉定食♪色々付いてるよりも何もない素の状態が好きということもありますし。
人と違う作品を作りたいと思うので有れば、ハズシ技として最も有効でないでしょうか。最も、車に詳しくない人からすれば、どこを手を加えたの?と言うこともあるでしょうけど・・・

5)別車種化
ここまでできる人ははっきり言って神です。鬼です。誤解を招きそうな発言ですが、誉め言葉です。
クルマ好きでプラモ好きで一番ショックに感じるのは欲しい車のキットが出ていない。これに尽きると思います。また、存在はしてても、既に絶版で、プレミアついてて手が出ない、とか無理して買ったはいいが失敗が怖くて作れない、何てこともあるのではないでしょうか。
また、全く違う車種言うことに限らず、例えばワゴンが欲しいのにセダンやクーペしかない、と言うこともあるでしょう。
そう言った他車種改造作品をたまにコンテストや展示会で見たりするんですが、昨年の静岡で田宮のジャガーを元にパナールを製作なさいましたS.E.Mの多田様より伺った話だと寸法や形状の近いキットを芯にしてパテやプラ板を張って削って形にするんだそうです。
これは難易度が半端ではありません。お勧めは出来ませんが、どうしても作りたい、と言う熱意がおありでしたら、やってみる価値はあると思います。

ここで紹介する内容が、皆様の改造にヒントになれば、幸いです。

                       

(掲載日2005年1月25日)

 

Frontへ戻ります