GTS NISMO(E-HR31)
ハセガワ1/24

と言うことでこちらではバリエーションで追加されましたるGTSニスモをご紹介いたします。

諸々の忙しさから先行のGTS-Rと同時にご紹介となりましてはなはだ申し訳ない限りではございますしそれにつきましてはそちらで書きましたのでさておいて、もはやハセガワのキットとしてはお約束なバリエ展開、GTSの方ではフジミでのリリースが無かった前期型ニスモ、実はハセガワで出した時密かに期待してはいたんですけれどまさかこうして実現するとは、感無量でございます。

まあ、実の所内装がGTS-Rと全く同じ、と言うかこのGTSニスモで先行して装備されていたのですが、そのため金型を追加するコストを少なく先行して展開できたこととは思います。

ただ・・・

一つだけ不満があるとすれば・・・

『なんでホイールがハルトゲじゃなくてBBSーRGなのよ?!』

と思わず怒鳴ってしまいたくなった次第で・・・

当時の広報画像では確かにハルトゲのホイールなんで、てっきりそれが標準だとばっかり思っていたからに他ならず・・・

ところが、改めて調べてみたらGTSニスモのホイール、標準ではアルミじゃなかったのね・・・

しかも、アイコンともいえるはずのサイドのストライプも実は標準設定ではなくオプションで、カタログにも装記載されて痛んですよねぇ〜。
これらは『ヨーロピアンコレクション』というセットオプションにハルトゲのアルミホイール共々含まれるアイテムで、ニスモのカタログには単にオプションとしか記載が無いのでそれぞれ単品でも選択は出来たと思うのですけれど・・・

しかもボディカラーもダークブルー単色だとばっかり思っていたんですが、実は他にもホワイトレッド、ブラックの選択が可能でブラックはこのダークブルー共々ニスモ専用色だそうで・・・

といってもキットのサイドストライプはホワイトのみでホワイトのボディカラー用にはシルバーが存在していたはず・・・

と言う事は前期で『ヨーロピアンコレクション』のバリエ展開期待してもいいですか?(←マテや)

いや、だってフジミの前期4ドアHTでもキット化してましたからねぇ〜♪)

キットについて

と言うことでバリエーションで展開されましたるこのキット。
前期用のグリル一体型のバンパーヘッドライト廻りとテールランプにリアガーニッシュ周り、そして純正オプションのリアスポイラーとBBSホイールを追加してGTS-Rの内装に専用デカールと言うキット構成、車体としてのキットについての製作に関しての内容はGTS-Rのストレート組みのページを、そしてキット付属のBBS-RGホイールにつきましてはアップデートしたバージョンのページをそれぞれご覧頂いて、と言うことで今回はこのキットに関しての注意事項とアフターマーケットパーツとして販売されているホイールを組み込む場合の対処法を含めてご紹介したいと思います。

また、車高もアップデートしたバージョンに記載したとおり修整いたしましたが、それ以外はストレートに製作していますので内装とシャーシにつきましては重複になりますので割愛させて頂きます。

と言うことで、今回はカタログおよび広報画像に掲載されているダークブルーのサイドストライプとハルトゲアルミ付属のオプション仕様として製作いたします。

ボディについて

ボディカラーはGTSニスモ専用色のダークブルー。
てっきりGTS-Rブルーブラックブラックと同じ色だとばっかり思っていたんですが、実際には別の色調だったみたいで・・・。
GTS-Rのナス紺っぽい赤みがかった青ではなく、純粋な青を濃くした感じの色でしたのでキットの指定ではクレオスNo326ブルーFS15044となっていましたが、下地処理がメンドクサイわたしゃ隠ぺい力のGXカラーのスージーブルーをベースにウイノーブラック混ぜつつ、色の源シアンも入れて調色して作りました。

ボディの下地処理を済ませ、先に下地にウイノーブラック吹いてから窓枠部分をマスキングして調色したブルーを吹いて色が染まりましたらすぐにそこからガイアのEXクリアーを配合した色吹いて最後にクリアー。

こちらはスムーズに行えました。

むしろ問題はデカールでサイドストライプとプロテクションモールに付く文字のステッカーが曲がりやすく、フィルムが薄いので非常に破れやすいので神経を使う所、オマケに画像のようにリアの角が切れてなくなっている始末で・・・

時間の都合上、クリアコートしてる余裕が無かったんですよねぇ・・・。

まあこれらもオプションだそうですので好みでつけないという選択もできますし、そこは作る人次第、と言うところでしょうか♪

外装について

ヘッドライトのレンズとリフレクタは別パーツ。

後期のプロジェクターはGTS-R以外はメーカーオプションですので気が早い方はGTS-Rとニコイチして標準の後期GTSを作るという手もあったりします♪

また、フロントグリル内にGTSのエンブレムが別パーツで付く構成なんですけど、標準車がメッキなのでパーツもメッキなんですけどこのNISMOの場合ブラックアウトに赤文字が入る特殊なもの、ですので黒を吹いておいてからグリルに組み込み後にデカールをはるのですけどフィルムが薄いので破れやすくマークセッターなどを塗ると溶けやすいのは位置を確定して水分を綿棒で吸い取るかあるいは乾燥してから上から塗るようにした方がよろしいかと・・・。

GTオートスポイラーは残念ながら可動ギミックはなく、停車中は格納、展開どちらにも出来ますのであえてつけないという手もあります。


リヤの場合、後期型のようにカバーされているわけでは無い為さほど作りにくいところはないです。

他に気になるところとしてはリアスポイラーが肉厚が薄いので磨く際に追ってしまわないように慎重に行う事くらいでしょうか。

今回のメインとなりますホイールの差し替え、前述のようにホイールをキット付属のBBS-RGからハルトゲに入れ替えるのですが、今回用意いたしましたのはこちらのの15インチ。

現行で入手可能なのはフジミ製の物なのですが、(単品販売のほかにハルトゲHS30などに付属)形状がこちらのほうが似ているのとたまたま在庫でこれがあったから。
フジミのも以前の物はもっと形状がこれに似ているのがあったはずだと思うのですけれど、そちらは前輪をネジ止めするタイプなのでおそらくアオシマの90年代のキットに付属の物だったと思うのですけれど、全く同じ形でポリキャップ式のもあるのですが、今回は旧式のポリキャップなしの直にシャフトに刺すタイプにしました。

これには理由がありまして・・・。


その理由がこれ。

キットのディスクローターの中央部をくりぬいてホイールの軸受けを収める際ポリキャップ付きだと太いので直にシャフトを刺すほうが開ける穴のサイズが小さくて済むから。

方法としましてはサスパーツにローターを仮合わせして2ミリの軸穴をあけたうえでローター内部をくりぬき軸受け穴まで拡大の上でサスパーツに組み付けると文章だけで書くとわかりづらいですので個別に解説いたします。

くわしくはこちらをご覧下さい

まとめ

とまあ、こちらもこちらでちょっと弄ってみた次第ですけれど、ノーマル状態にここまで拘るかどうかは作る人次第。
むしろこちらでは他のホイールを組み込む場合の参考になれば、と思います。

まぁ、限定品と言うことでガラにも無く複数買いかました次第、せっかくですから色違いとかも作ってみるのも面白いかと。

また、他のキットで様々なバリエ展開してますしこのGTSもその例には漏れないと思いますが。

私としては一言だけ・・・

『標準仕様出すなら限定版にしないで下さい!!』

いや、わりかし切実な話しで。

真面目な話し、標準仕様のほうが需要ありそうな気がするんですよねぇ〜。GTS-Rよりも。

 (掲載日2019年1月7日)

 

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