Build up Report.Vol2 -It's My Routine Work- 製作リポート第二回 『割といい加減な普段のやり方』 長谷川製作所1/24VW Type1 ゛BEETLE″ |
その2:作業開始♪(塗装工程)
さて、うって変わって日付けも変わって更に場所も変わって函館の隣町、北斗市某所にて行われましたる製作会。こちらで作業を行います。
『ど〜なんよ』参加者の方が持参してくださいました塗装ブースをお借りしての塗装作業。
ここでもロングコートにサングラスはお約束ということで・・・にしても写真写り悪いねえ、このバカは・・・。
それはさておいて、塗装そのものは基本どおりなのでここでは割愛。今回ペーパーでの研ぎ出しは行わないことが前提ではありますが、画像をごらんのようにドアの開口部や角となる部分から塗って、全体に塗り広げるという定番のパターンです。
この際、塗料の希釈割合を濃い目の濃度にして、尚且つエア圧を高め(というより減圧しない)で吹くのがいつものやり方。
乾燥を速めつつ、(塗料が被塗装面にかかるまでの流速で若干シンナー分が蒸発してしまうのを逆手に取る)ある程度の艶を出すため(ただし、乾燥後、若干表面が引けてゆず肌になることがありますが)色々試して行き着いたやり方です。
ここで普通に進めばいいのですがやはりというかなんと言うか、またしてもホコリを巻き込むというお約束な展開に頭を抱える始末。
今回、乾燥ブースを持って言ったこともあり、一時間ほど乾燥させ、600番のペーパーでホコリを削って塗りなおし・・・を3回ほど繰り返し、なんとか納得行くところまでいけました。
・・・にしても、やっぱりこの複雑なボディ形状。
ペーパー掛けるの大変だわ・・・。
で、こちらがホコリを巻き込んだ状態。。
画像中央を見ていただけるとお分かりのように黒いブツ状のものが見えるかと思いますがこれがそのホコリ。
こちらは塗装をすぐに中止して、エアブラシのニードルを引っ込抜き(!)ニードルの先端にホコリ(正確には糸ホコリ)を絡めて除去しました。
これがそのときの画像・・・なんですがピントが合わないこと合わないこと・・・。
ニードルの先端部に糸状のものが付いているのが見て取れるかと思いますが・・・。
ほこりを取り除いた直後がこの画像。
画像中央を見ていただけるとお分かりのように黒いピンホール状のものが見えるかと思いますがこれがそのホコリがあった所。
この直後、エアブラシにニードルを戻し、塗装を再開。
塗ってる途中ということもあり塗装が乾いておらず、この上から重ね吹きしたのですが見事にホコリの付いていた痕跡は消えてくれました。
本来のセオリーから外れていますが緊急避難的にこのような方法で対策することも出来るということです。
ただし、落ち着いてやらないと手元が狂って傷口を広げかねないので、お勧めしかねる方法であるということも覚えて置いてください。