CABRIOLET (1987-1989 E-FC3C)
マツダ サバンナRX-7 カブリオレ 前期型 タミヤ1/24

MAZDA SAVANNA RX-7 CABRIOLET(1987-1989 E-FC3C)

さて、2代目RX-7の連作第1弾は意表をついてカブリオレ。
すでにご存知の方々もおいでかとおもいますがDUCKさまのサイト『Enthusiast Room』にて開催されております投稿ギャラリー『FCフェスタ』にて3台掲載させていただいておりますが、そちらの車両そっちのけというのも怒られそうですが、それらを含めて順番に掲載するということもあり、既出のものを出すよりも未発表を先に出したほうがインパクトがあるかな〜っと思った次第。

もっとも、意外とカブリオレを作っている人ってあまり見かけないのもありましたが、個人的にはクーペよりも好きなんですよねぇ・・・。
出た当時も買って作ったのですがそれっきりで久しぶりに作りたいとは思って、探してはいたんですがこれが中々・・・
生産停止から結構経っている事もあり市場在庫から消えて久しく捜索は結構難儀してまして、そんな最中、偶然HP上のさるオンラインショップにて発見し注文した次第。
最も、先に手を掛けていた同じく生産停止のクーペのキット自体、流通量が多いせいかなぜか複数もってはいますけれどなかなか塗装がうまくいかず、後から手を掛けたカブリオレのほうが先に出来てしまったというある意味間抜けないつもの展開ではございますが・・・。

しかし、タミヤのキットを掲載するのもホント久しぶり・・・ってウチでは何を出してたっけか?(←マテや)
だってねぇ・・・。

タミヤの場合カーモデル自体ほとんど新作リリースしてないやんけ!!

・・・しかも車種選定自体高額な高級車ばかりな上にキット自体の単価も高額だし。
まああれか。世界一のメーカーと自負するだけあって貧乏人は相手にならないという事なんでしょうねぇ。
いきなり暴言ですが、今一度きちんとマーケットリサーチしたほうがよろしいのでないのかと。
まあそれ以前にタミヤはカーモデルに興味ないだけかもしれませんしねぇ。

新作はもとより、旧作の再販ももう少し広範囲で出してもよろしいのでないのかと、このキットも含めて。
私が言いたいのはつまりそういうことです。

 

キットについて

新車リリースのすぐ後に発売されましたこのキット。
先にリリースされてましたクーペモデルのキットのボディとガラス関係を差し替えたといえるのですが、この時点で実車のシート形状が異なることから内装部品の金型が改修されクーぺモデルのシートもカブリオレの形状に変更されています。(ちなみにこのシート自体はクーペに追加された最上級モデルGT Limited Special Editionに装備)あと、クーペでは可動式だったリトラクタブルヘッドライトが強度不足で壊れやすかった事に起因してなのか開閉選択式に改められています。
ただ、実車がマイチェンしたこともあってなのか販売期間自体はそう長くはなかったのか流通量的にはやはりクーペに比べると少ないようです。

キット自体はすでにタミヤスタンダードと呼べる製作のしやすさに伴う適度に省略しつつも程よい精密感がうまくバランスされているためそのままストレートに組むもはたまた気になるところを作りこむにもどのようにも作れる良キットだと思います。
今回は特に資料を持っていなかったこともあり、ヘッドライトを開閉可能にしたこととあと一部可動式にした以外、特別なことはしませんでした。
どこをいじったかはお楽しみに♪

ボディについて

今回の製作に当たっては前述のようにヘッドライトを稼動できるようにしたこと以外はボディそのものに特別な事はしませんでした

ただ、取り外し式のボンネットがフェンダーより若干浮いてしまうところが唯一、かつ対処し切れなかったところですか。
いや、修正はしようとしたんですけれども、というか手でまげて修正したんですが乾燥段階で乾燥機に入れてた際に元に戻ったみたいで・・・。

ヘッドライトハウジング自体はクーペと共用な為、稼動部分の軸穴は開いていますのでボディのライト取り付け部分を開口し軸穴を開け金属線を通してヒンジにしました。
こう書くと単純に見えますが、実際はボンネットやフェンダーとの位置関係や開口したときのライト位置にも気を遣わないとならないのでかなり神経を使う上に作業自体塗装を終えた段階で行った(!!)もんだから塗装が欠けて剥がれて修正する羽目になるわ・・・
流石に修正はしましたが。

考えなしにやると失敗する典型的な例ですな。



ヘッドライトの開状態と閉状態。
ここで注目なのは化粧プレートの文字がすっかりかすれてるという事です!!
(↑そこじゃねぇだろ)

リヤ周りはランプ類の塗り分けに気を使わないと見事に見栄えが悪くなります。
というか一度やり直しました。
それと、本来であれば運転席側のライト側面(鍵穴下)に『Rotary TURBO』の文字が入りますが・・・

デカール死んでましたorz

正確に言うとデカールの黄ばみをとるため天日干ししてたんですが、黄ばみと一緒に赤の色まで落ちてしまいまして・・・
サイズが違うため、クーペのデカールを流用も出来ないため、今回は見送りました。

ボディカラーは『ブリリアントブラック』をチョイス。
GSIクレオスのMrカラーNo2ブラックに、微量のNo8シルバーを調合。
実際のブリリアントブラック自体メタリックなのかどうかは確認取れませんでしたが、ソリッドにするよりも映えるのでないかという思いでの選択ですが、あまりギラつかせず、さりげなくメタリック粒子が見える程度に留めたかったのでシルバーを少なめにしたのがポイントです。

もちろん、デカール貼り付けの後にスーパークリアーIIIを上塗りしたのは定番ですが。
で、サイドに走るモールはウインドウモールを含めマスキングの上No92セミグロスブラック。

シャーシについて

こちらに関しては、特に問題になるところはまったくなく、普段やらない塗装をきちんと行ったことで位ですか・・・
ってそれが普通なんですが。
ただ、ホイールはメッキかかっていますけれど、実車の場合、カブリオレってクーペのシルバー塗装でなく切削ポリッシュ仕上げだったような気がするんですが(実際はわかりませんけれど)
そのため、今回はアルグラッドIIクロームで塗装しました。

長くなりましたので続きます。

(掲載日2011年4月15日)

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