Modefication Report Vol.4
大継ぎ接ぎ大会その1 『童友社1/21改1/24スバル レオーネ クーペ 1400 RX 』 |
重複になりますがこのキット、各部の寸法がデタラメで、もうどうしろと仰る?
・・・だからといってあちこち切り詰めるしまうのもどうよと突っ込まれそうですが、
こちらも勢いとうさ晴らし(うさ晴らしかい!!)でやったが為、気が付いたらこうなってた、としか言い様がないんですけど・・・・・
どうしましょ。(←知るかい!!)
実車の寸法から縮尺寸法を割り出し、側面図を見ながら,切り込む寸法を振り分けて、
また製作時、歪みを防止する為に一度に全て切り刻むのでなく、各セクションごとに分けて切り継ぎました。
(例えば全長についても前、中間、後ろ、どれか一箇所のみ加工してそれが終われば次に進めると言った感じに)
接合には、瞬間接着剤とプラリペアを用いています。
これは作業時間を短縮することはもちろんの事、強度と硬度を持たせるため、そして乾燥時に収縮する際、時間の経過による収縮を最低限に留めることが目的です。
もちろん、他のものでは全くダメだ、と言うことではありませんが、自分としては色々と試した結果、一番ベストに近いから使っているだけです。
上の画像を見ていただけるとお解りかと思いますがマジックで黒く塗った部分が切り取った部分になります。
何せ,前述の一戸氏のリポートと重複しますが全長/全幅/全高/ホイールベースの縮尺が全てマチマチであったのですが、作業するに連れ、どうも当初は1/24で図面を書いてシャーシにあわせて所々延長した。そんな感じがするんですよ。
で粗方寸法を合わせたら・・・
ボディの面構成が全く違うのでどのように修正した、
とは言葉で言い表せないですが実車写真を眺めながらウエストラインのエッジの窪みを全部埋めて(画像で黄色く残っているライン),その位置から上方2、3ミリに半丸ヤスリでエッジを掘りなおしそのエッジを基準として上と下、そしてフェンダー上部から後方への面、3セクションに分け面を出しました。
と文章ではそうとしか言えないですが、実際の所、かなり削って、瞬間接着剤を盛ってプラ板張ってを繰り返し、粗方形が出来た時点でウエストラインの窪みも位置が違うことに気付いたのでやり直した、と言うわけでこれだけで相当の時間が掛かったという・・・。
で、ホイールアーチもレオーネ独特でタイヤに近くなるに連れ絞まれると言う、ややこしい形状。
こちらはプラ板を張って削りました。窓枠も当てにならないんで全て削って、プラ板で新造。
因みにフロントピラーもプラ板で。削りすぎて折れちゃいまして・・・。
で、粗方出来た所で並べた物ですが、
左右幅が狭まって、窓の部分が大きくなっているのがお解りかと思います。
特に、フロントグリル部は削りすぎてペラペラ状態になり、プラリペアで裏打ち補強しました。
実際、形状を整えるのにえらい時間が掛かったと言う・・・
こちらは反対の後ろ側ですが
、窓の開口部はもちろんの事、トランクの長さに注目していただきたいのです。
長さが違うでしょう。また、車高も加工後は低くなってますがそれに関しては・・・
こちらを見ていただけるとお分かりと思いますがサイドシルの下の方を3ミリほどカットしています。
この画像でおわかりのようにホイールベース部はドアの寸法のみ詰めています。
また、解りにくいかと思いますがサイドウインドウの下のラインも修正しております。
(加工前は途中で下がる形状ですが下がらずに、車体と平行になるように直しています)
そしてこちらはフロントオーバーハング部ですが、
かなり詰めたのがお分かりと思います。
ホイールアーチ部とオーバーハング部を切り詰めたわけですが、合計で1cmは詰めました。
こちらは窓枠をプラ板で追加加工したときのものです。で、何で色塗った後でやってんの?と言われると成り行きでそうなったとしか言い様がありませんねん。