Modefication Report Special-2 Section:4
4:内部部品製作加工の工作
『童友社1/24改造 ダットサンサニートラックDeluxe』

シャーシ作成など

まず、キットのものはシャーシは使い物にならないのは言うまでもなく、ここは流用。 まず前半部分はサイズ的に合うハセガワのダルマセリカのものを用いリア部分はバッサリとカットして前半部分を使用します。

フロントサスはタミヤのKPGC10を流用。まずフロントのストラットのロアアーム側取り付け位置を外側にすべくピンを移動。

タイロッドはそのままでは当然長すぎるので長さを詰めるため0中央のバーを切除)しバーの入る位置にバーより若干太い穴を開口してバーを差し込んで寸法を調整しながら固定します。

リア部分はサスペンションが見えるので同じサス構成の日東SR311のシャーシを骨格部分だけにしてリアサスペンションを組み合わせ・・・

同じく前側サスペンションを組んだシャーシと組み合わせてタイヤの位置関係などを確認、招請しながら双方接着します。

ホイールは12インチでなかなか合う物がなかったのですが日東のホンダS800が実はサイズが小さく12インチ相当・・・
という事で先ずはリムとディッシュ部分をリューターで分離センターディッシュ部分は分離した物を加工したもののうどうにも違う・・・
さりとてなかなか合う物が見つからず、手持ちである物を手当たり次第検討してみたものの、結局は同じ日東のヨタハチのセンター部分が一番近かったと言う・・・。

内装について

キットの内装は到底使い物にならずここはすべて作り変えることに。
まずシャーシのフロアトンネル部分のくぼみをポリパテで整形し、左右内張り側に1.2ミリのプラ板を張って箱組み。インパネや別に作るドア内張りを押さえる土台にします。
ダッシュボードは土台部分をプラ板から切り出すためにフロントガラスの曲面にマーキングして箱組みしメーター部分を独立して製作。

次に0.5ミリプラ板の土台にメーター部分に0.2ミリ黒プラ板を切り出したものでメーター枠を作りメーター内部をくりぬいて枠を組み込みダッシュボードに組み合わせ、
形が整ったらラジオ(ハセガワS30Z用)とヒーターコントロール(アオシマケンメリ用)をそれぞれ切り出して肉厚を削いだものを貼り付け塗装したものに、伸ばしランナーで作ったスイッチノブとメーターをはめ込みます。

ステアリングも日東のヨタハチの物を上下反対にして中央のスポークを切除、プラ板で作ったセンターパッド部分を組み合わせ,タミヤのミニのステアリングコラムに伸ばしランナーによるコラムシフトレバーを組み合わせております。

コラムシフト車もパーキングブレーキがステッキ式でなくセンターレバー式な為かはたまたコストダウンでベンチシートの設定しなかったのか・・・
シートはセパレート式一種類で更に初期モデルはヘッドレストが別体式、ということで日東のSR311用を元に背面と座面を分割。
更に座面は真ん中で切って寸法を詰めることに。中央部分のステッチは前作クラウンと同様にプラ板を短冊状に切った物を貼り付け・・・

側面を光硬化パテで整形、ヘッドレストも同時に作り変えそれを原型に複製することに、と言う事で、まずお湯で熱したかたとりまるに原型を押し付け・・・

そこにタミヤの光硬化パテをもって整形。実は今回始めてテストしてみたんですけれど、硬化が早いのもさることながら切削性もよく、それまで使っていたポリパテよりも綺麗に仕上がるんですが、このとき一度に盛ると硬化しきれないので薄く少しづつ盛りながら硬化させる事と、光源を近づけすぎて一気に硬化させようとすると硬化時の発熱で型が軟らかくなって整形した面が荒れてしまう事もありましたので注意が必要です。
そうして何とか形になりましたのがこちら。結構綺麗に仕上がりました。

とまあ合計画像約150枚弱・・・
今回もまた長丁場でしたけど・・・またに多様な事やれといわれたら・・・嬉々としてやるかも(←マテや)

ご閲覧ありがとうございました♪<・/p> (掲載日2014年9月15日)

 

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