相も変わらず作りまくっているケンメリですが、このワゴンは都合4作目となる作品で､これまた塗装に失敗したセダンの残骸を元に作成しました。どうせ捨てるんならそのまま捨てるより、いじくって失敗してからでも遅くは無いと思ったんで。

制作、改造にあたって大雑把にまとめると・・・

・４気筒モデルの為ショートノーズ化

・ボディラインの修正並びににリアゲート周辺の加工

・内装の変更

まず､ボディは、4気筒モデルの為、フロント部を切り詰め加工フロントのホイール･アーチの前側と、後ろ側を、垂直に、カット。それぞれ3、4ミリ位ずつ寸法を詰め、ボディラインの修正(特にサイド部)そして､メインとなるワゴン化のためにトランク部を切除しルーフ延長とリヤ周りの作り変えたのですが､継ぎ合わせに、瞬間接着剤を用いたんですが、塗装の際､屋根の継ぎ目から､ひび割れを起こし､何回か修正しましたが､駄目で､結局継ぎ合わせ部分削り取り､もう一度瞬間接着剤でやり直して､対処。これが一番苦労した。そして、フロントグリルの自作(ハードトップデラックスの物の複製) とテールランプレンズをポリパテとプラ板で自作して、プラリペアのクリアーで複製。リアバンパーはプラ板を積層して製作。

ボディカラーはグンゼＭｒカラーのＮo65インディーブルーにＮo66デイトナグリーンを混ぜさらに、Ｎo8シルバーも少量いれた（混合比ブルー10にグリーン3か4位、シルバーが1と言った所）ものをを吹いてＮo155スーパークリアーで仕上げました。ハードトップのＧＴ-Ｘやデラックスとはあえて色調を変えました。(セダン、ワゴンとハードトップでは色調が違う為)テールゲートの木目模様は、自作デカール。本来であれば、リアフェンダー上のエンブレム(ベンチレーターアウトレット兼用）も作るべきなんですが、なかなか上手くいかず頓挫しています｡

内装について

　シートはカタログを参考にGL用のものをポリパテ細工で新たに製作。
メーターパネルはハードトップ１６００デラックスのものをプラリペアで複製した物に交換。
本来､ドアの内張りもGTとは違うのですが､作る度量がないので、黒を塗って誤魔化しました。

シャーシについて

　全長を詰めたボディに合わせ､こちらも寸法を詰め､リアのリーフスプリングをアオシマの330セドリックより流用。