Coupe 1400RX(A22 1971−1973)
ヤマダ模型−童友社1/21改造 1/24再改修

ことの経緯はこちらを見ていただくとして、それに伴って、改修致しましたので、撮影した画像と共に、改修した部分を紹介いたします。
 何とか形にはした物の、後から実車と異なる部分がわかってきて、何時かはやらなければ、と思っていたので、タイミングが良かったといえますが・・・結果から言えば、もう一回やり直しかな・・・こりゃ。と思っています。

しかし・・・期日が決まっている最中、失敗するかもしれないというのに毎度の事ながら相当無謀な事するわたしゃ一体・・・

改修部分‐ボディ本体

今回はボディーカラーはほぼ同色にリペイントすると共に、サイドストライプはフジミのベレット用の物を流用、あと、サイドとフロントのウインカーレンズを型思いとプラリペアのクリアーを用いて透明部品に置き換えたものにすると共に・・・

まず、ボディ自体ですが、塗装の剥離は行なわず、各部の引けた部分をサンディングと共に、
(時間短縮と表面の仕上げを一からやり直さなければならなくなるため)
必要な箇所を修正のうえ、再度全塗装を行ないました。


 

ボンネットのセンターバルジ、中央部にプレスが入っているのですが前回はこれに気づかなかったため、このプレスラインを際立たせるのを含めてボンネット本体を修正しました。センター部分より片側をマスキングテープを貼り、これをガイドラインとして、400番のペーパーを当て板に付けて削り、同じように反対側も削りました。
もっとも、最終的には下地部分まで削り込む羽目になりましたが・・・。


前後バンパーは形状を整えなおし、バンパー含めたメッキ部分はアルグラッドIIクロームに変更。
画像では3本ありますがこれはバン用のものも含めて塗装したためです。


エンブレムは今回はすべて新たに購入した部品取りのボディから、型思いとプラリペアで複製。

ワイパーはエッチングパーツから、プラ部品に変更。
ここでなんで?と思われるかと思いますが、実はこれも調べて判ったことなんですが、当時のものと今のものとではワイパーの形状そのものが異なり、今のワイパーとは金具の形状の違いからそのままでは装着できないんです。(取り付けるには専用のアダプターが必要)。
で、今市販しているエッチングパーツは新しい形状のものしかなく、古い形状の場合、1/24に換算するとほとんど棒状なので、古い車のキットのものを細く削れば見られるんで無いかと。

手抜きといわれればそれまでですが。

ライトリムを新たに作り直すと共に、ヘッドライトと反射鏡(前回はメッキシルバーとそうでしたが今回はメッキ)を交換。
ボンネットのRXステッカーデカールはプリンタが使えない状況でしたので、白と黒のデカールを探し出して切り出しによる自作。
←フェンダーミラーの根元は完成間際で剥がれてしまったため、時間がなく止む無くタッチアップ。


サイドミラーは前回は本体の形状を整えたのみでしたが、今回は見栄えを良くする為鏡面を切除。
田宮のS800のミラーを鏡面の稼動部分となるように加工して、本体に接着。
右ハンドルの運転席から見て適正位置となるよう(特に左側は角度を付けて)ミラーを削りました。


対して後ろ側はバンパーの形状修正のほかに、バックランプを変更したくらいで、これは田宮のS800のテールレンズ枠を加工し、ハコスカGT-Rのレンズを組み合わせたものです。

内装について

リヤシートはステッチパターンが一部異なってましたので、ポリパテで埋め、修正いたしました。
前シートは表面を均し、筋彫りを掘りなおして、形状を整えなおして複製(2個加工するよりも作り直したほうがいいと判断) 修正したものの時間と腕のなさから上手くいきませんでした・・・。

 

インパネも再度改修。下半分を追加と共に全体を修正。左が加工中で右が塗装まで済ませたもの。
メーター盤は資料がないので止む無く省略。
メーター部のリングは坂中氏作成のセリカのヘッドライトリムにインスパイアされ、コトブキヤの丸ノズルを使用。ベンチレーター部はアオシマのケンメリの不要部品(ローレル用センターコンソールパネル)を2個使用。

 

まとめ

いずれやらねばと常々思っていた改修作業、今回のモデルカーズからのお誘いはいい機会でした。
ですが、やはりというかまたしてもというか、アクシデントに見舞われ、また、戻ってきてから、時間の経過で塗装の収縮が起こり、接合面の引けが改修前よりも酷くなったため、もう一度やり直すことに・・・
で、今はその作業のため、分解してる最中です。

せっかく掲載されたのに、とお思いでしょうけど、少しでもいい物にしたいという気持ちが常にありますんで、また仕上がりましたら、個別に掲載できれば、と思っています。

なお、改修前の状態はこちらをご覧ください。

(掲載日2007年9月1日、2007年10月8日文章追記)

 

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