☆☆ XC-J 後期最終型(E-PA96 1979-1980)
フジミ1/24改造

え〜117クーペ第4弾は、と言っても、他に組んだものは結構あるんですが、更新ままならず忙しい状況であったことと、今回の『Modefication Report』のネタに絡んでの一台ですんでこちらのほうを優先いたします。

キットについて

え〜またもしょっぱなから苦言を言うようで恐縮ですが・・・

『サンルーフ、手を抜くなぁぁぁぁ〜!』

キット自体につきましてはこちら(1800XC後期型)を見ていただくとしてこのキットでは『XC-J』専用であるマッドガードのパーツとサンルーフ開口部とボンネットデカールが、キットの指定となっている☆☆用のもののほかに、1800時代のデザインのものがサービスされており、内装の資料さえ手にに入れば、(☆☆は赤基調で1800は黒基調)1800時代のものにも組めます。但し、アルミホイールの形状が異なりますので、其処は自作するか、そのままで目をつぶる必要ありますが・・・。

じつはもう一つ買って1800XC-Jも作ってたんですが内装をどう塗るか、(シートの模様、黒地に赤のメッシュなんですよねぇ・・・)とホイール製作に頭悩まして頓挫してまして・・・。

ボディについて

実を言うとこのキットの形状、いやに角ばってて、むしろショーモデル時代の『GHIA ISUZU 117 SPORTS』のほうがしっくり来る感じがしたんですが、それについてはもう一つ、掲載予定のもので詳しく行なうとして、
最大の問題はサンルーフ。いくら何でもデカールはないでしょう。

と言うことでこちらで詳しく紹介させていただきました。

とまぁ、こんな感じになっております。

ちなみに、ボンネットデカールですが、実物は黄色一色ではなく、グラデーションがかかっておりますが、流石にコレはわたしにゃぁ無理です。

塗装について

今回は赤と言うことでGCIクレオス158番スーパーイタリアンレッドと78番シャインレッドを混ぜて、明るめの色にして見ました。但し、このキット、整形色が赤のため、最初に同社のベースホワイトに78番イタリアンレッドを混色したものを下地に吹きました。
ただ、製作途中でサンルーフの板が傷が入り、其処だけ塗りなおしたため、良く見ると色が違ってしまいましたが・・・。
そして、デカール貼り付け後、155番スーパークリアーIIでオーバーコートしたのは言うまでもありません。

外装について

今回はキットで省略されているグリル周りのメッキトリムを再現するべく、メタルックをはっては見たんですが。
どうにも上手く行かず、所々はげてきてる始末・・・。
別に作ったものでは別の方法でもっと手間がかかっただけに、手軽に行けばと思ったんですが、なんかいい方法ありませんか?

また、バンパーは前後ともボディ色を塗ってから、下の部分をマスキングしてセミグロスブラック吹きましたが・・・精進します。

 リヤセクション、こちらについてはボディ形状を修正して、外周部の逆台形形状をゆるめに修正すると共に、テールランプ外周枠、0.6ミリ角の洋白線で作り直しました。。

実際、其処までする必要あるかといわれれば好みの問題ですし、わたしは気になるといえば気になったがゆえ修正しましたが・・・

まあ、それについては後日別のもので説明いたします。


  

そして、側面ですがドアの下のメッキモールをメタルックの貼り付けで表現した事と、実車では埋め込み式のサイドウインカーを穴を開けてクリアオレンジのランナーを加工したものをはめ込むみましたが、それ以上の難関はメッキによる別パーツのサイドウインドーサッシ。この『XC-J』だけは半分以上ブラックアウトされてるんです。
困ったことに、メッキの上からだと色がはじかれやすく、おまけに剥がれやすいメッキのため、メッキの残るところだけを(黒い部分をマスキングの上)一旦クリアーを掛け、乾燥の後、今度はメッキ部分をマスキングしてペーパーやらコンパウンドやらで磨いてメッキを落としました。もっとも、すべて落ちたわけでなく、部分的に色はさしましたが。

内装について

今回は塗装に重点を置き、ストレートに組みました。
塗装はGCIクレオスNo81小豆色を全体に塗装の後、ドア内張り、及びシートの一部をマスキングの上、ベースホワイトを濃度を薄め、なおかつ遠くから、さらっと吹きかけるだけにとどめ、実車の布地に近づけてみましたが、いかがでしょうか

本来であれば、ステアリング形状も異なるので修正すべきなのですが其処までの気力がなく、機会を見て行なおうかと思います。なお、メーターパネルとセンターコンソール内側はNo2ブラックです。

まとめ

今回は、もう一つの企画のために製作したものであるのですが、かねてから117クーペのバリエーション展開事態考えており、そのじっしつてきに第一弾と考えていただければ幸いです。

ただ、キットのボディ形状そのものに気になるところがあるのもまた事実。それに関する対策を施した物自体すでに完成させてはいるのですが、久しぶりの更新と言うこともあり、こちらを優先させていただきました。

『まぁ、見てくださる方々にとって参考になる改造方法といったら、むしろこちらのほうですから』

・・・我ながら呆れてます。

ま、実際のところ、なんだかんだ行ったところで出来はそれなりでしかないですけどねぇ。・・・

(掲載日2007年1月4日)

 

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