944 S2(Type 944 1991-1992)
944S2 ハセガワ1/24

Porsche 944 S2 (E-94442 1991-1992)

さて、このハセガワのポルシェ944ターボの連作第3弾は944S2、それも91年以降のウイングタイプ(90年のターボに先行採用)になったリアスポイラー仕様にして見ました。
こちらは当店(当サイト)出展が初お披露目になります♪

こちらはターボSとは別にリアスポイラー形状変更こそしましたが、またしても一見ボディカラーが違うだけにみえて・・・な有様ではございますけれどもバリエーション展開としてはありだと思います反面またしても改造かと言われればまあ微妙な部分もありますが、こちらもまた定義的に考えたらキットお仕着せでない時点で十分改造と言えるんではないかと思いますが、いかがでしょうか?

製作コンセプト

先に製作しました944ターボと並べてのバリエーションとしてこちらは中途で追加されました944S2として製作、ボディカラーは画像検索時に見つけましたブルーメタリック。そして今までとの違いを出すために91年以降のウイングタイプスポイラーに変更し、89年以降モデルに正式採用される専用アルミを再現しました。

基本これらの部分の加工になりますので順を追って説明します。

 

ボディについて

今回作成のS2はターボモデルのエンジンを3リッターDOHCユニットに変更して追加された派生モデルということもあり、今回はリアスポイラーの形状変更以外基本的にボディ自体には変更点はなくその点を重点に説明します。

キットのリアスポイラー部分のリアの翼端部を3ミリほど残して切除してサイドに回りこんでいる部分と同じ高さになるように整形し(画像消失のため無し)、ウイング部は同じボディから切除したウイング(画像左)をベースにサイド部分を切除して(画像右)形状を変更整えて整形して(画像右)作成いたしました。

こちらもフロント側のウインカー/フォグランプレンズの合いの悪さは相変わらずで(同一キットだから当たり前ですが)
こちらは仮組みとすり合わせはきちんと行いました。

ただし、こちらもランプの反射鏡のパーツが無いのにこの文章書くまで気づきませんでした。(←バカ)その為フォグランプがやたらと暗い印象になっちゃいました。

またヘッドライトウォッシャー部分、ピンバイスで開口したのですが伸ばしランナーを植え込むつもりでしたけれどボンネットお呼びライト部分周りの塗装が上手くいかず、この部分の修正をするつもりでしたが直すかどうか逡巡して今に至るという・・・でまたしても忘れていると言うダメ加減。

しかし同じキット立て続けに作ってるクセしてなんで同じボケかますねんこのバカは!!


リア周りではテールランプ、デフォルトで製作したほうと同様に6分割の分割線を黒くするべきだとは思うのですがこの部分を塗り分けるのは割と難しく、綺麗に塗れるのならまだしも、多分上手くはいかないと判断しあえて塗りませんでした。

手抜きと言われればそれまでですけども、全体のバランスと自分のできる範囲を考えてあえて省略するのもまた一つの方法だと思いますけど、いかがでしょ?

またエンブレム、本来は『944S2』のものが付くのですがプリンターの調子が悪く、こちらは追って追加すると言うことで一つ・・・。
ただ、クラブスポーツと言うモデルではこのエンブレムが無いそうですけども、そうなると本皮シートの設定があるかがわからずシート表皮どうするかと言う問題が出てきますし・・・。

ボディカラーは彩度の高いブルーメタリック。正式名称ご存知の方がいましたらご教授ください。

GSIクレオスEXカラースージーブルーをベースに今回はいつものNo8シルバーではなくシャインシルバーを入れ、メタリック感を強調してみましたが・・・何だか強すぎたような気がします。もちろん、クリアコートは毎度本塗りからすぐクリアー混色、クリアーのみと進めているのは言うまでもありません。

 

シャーシーについて

基本的にはデフォルトで製作したほうに内容が準じており実車でもターボのサスペンションを流用しているそうで製作時において目立つところでなければ、どこが変わっているのか判らないのもあり基本こちらもストレートに製作。

また、S2は専用のDOHCエンジンなんですけど、後継モデルの968とは形状が異なり地道に作ってはいるのですがしばらくかかるのもありエンジンレスの状態で掲載いたします。完成しましたらその際に画像追加と言うことで一つ。)

ホイールはターボSと基本共通なんですが、ベースになるホイールの在庫が1台分しかなかったため、前後共に片思いとプラリペアでディッシュ部分の複製を取り、外形が同じでかつリム部分の似ているジャンク品のホイールのセンター部分をくりぬいたものと組み合わせて作成しました。
ただ、元のホイール、センターキャップ部分のモールドが浅すぎて複製時に埋まって消えたためリューたーで整形してする団塊で彫りなおしましたがやや大きくなったのが残念なところです。


 

内装について

内装モ基本変更になる部分は無く、内装色ですがこちらも本皮シート仕様としてボディカラーのブルーに合わせてライトブルー、といってもデフォルトで製作したほうのとは別に若干彩度とトーンを落とした感じで調色したブルーをシートやインパネ下部、ドア内張り部分を半つやに、パーセルシェルフ部分をつや消しに塗装しております。


まとめと言う名のたわ言

今回は連作となりました改造作その2としてS2を選んだ次第ですが、エンジンターボのままだったら90年以降のモデルになるからわざわざS2名乗らせる必要ないですか?といわれそうですがエンジン周りも製作しているということでなにとぞご容赦をば。

そんなツッコミどころ満載ではありますが、一言言える事があるとすれば

『言ったモン勝ちですから。』(←マテや)

改造ネタはまだもう1台ありますので乞うご期待!!・・・しないでください。(←だからマテや)

(掲載日2013年3月3日)

 

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