Modefication Report Vol.2 Section:4
4:ホイールの加工
アオシマ1/24スプリンタートレノ後期型

タイヤの取り付けにはホイールが必要なのは言うまでもありませんけども、そのホイールも、結構市販パーツが出ていますし、他のキット方流用なんてことも以前のセクションで述べましたが、ここではそのホイールそのものについて一席。足元の重要なファクターを占めるわけですから、こだわりを持ちたくなるのも無理からぬ話で。

わたしゃサイトのテーマが素ノーマルな車ばっかりなんでホイールに関しても出来ることなら純正装着モデルにしたいところなんですよ。

ま、サイトに載せること考えないんであれば気に入ったホイールはかせて悦に浸ってますが。。

今回2台まとめての掲載となりますFR最終のスプリンタートレノ、いわゆるAE86なんですが、どちらもホイールを加工してインチダウンなんぞしております。

付属するタイヤの関係から、16インチサイズになっていますが、本来14インチのはずのこのブラックリミテッド用のホイール。この外周を加工して別のホイールのリムとを組み合わせています。

では、どのようにして行ったかというと・・・

別のホイールのもので恐縮ですが、
(実はこのホイールで行った際画像を取り忘れたのと、特殊な方法となるので後述)
まず、ホイールのリム部分を切除してディスク部分のみを切り出して・・・。

この状態ではリム部分はがたがたですが、其処はこれから加工しますので気にせずに・・・

こちらからはブラックリミテッド用のものになりますが、このようにリューターに固定して回転させながら金やすりで削ってサイズを調整します。このときに気をつけることはあまり回転を高くしたりやすりに力を入れすぎるとホイールそのものを破損する危険性があります。

この方法を見て、カッターなどで切っていったほうが確実でないのかとお思いでしょうし、実はこのホイールに関してはその方法で行っていたのですが、一歩間違えると刃が折れて飛んだり、カッター自体を持つ手が滑ってあらぬところに飛んで言ったり自分に飛んできて重大な怪我をする恐れがあるため、その方法での紹介はあえて行わなかったんです。

そのため、どうしてもこの方法で行いたいのであるのでしたら、自己責任において、最低でも保護めがねを掛けた上で行ってください。万が一の事があっても当サイトでは責任は問いかねます。

ディスク部分が終了しましたら次はリム部分になりますが、今回は同じアオシマ製のスピードスターMk3、このリム部分を利用します。
リムとディスクの境目部分をカッターで切れ込みを入れつつ(リューターで回転させないで台に置いた状態)でニッパーでセンター部分をくりぬいています。リムの部分だけしか見えませんのでくりぬいた部分は特に見栄えに気にしなくっても大丈夫です。

そしてくりぬいたリム部分に合わせてディスク部のサイズを現物あわせで加工して双方を張り合わせていくと、冒頭の画像になります。あとは塗装すれば加工した部分も目立たなくなります。

こちらは同じような方法で加工したものと元にしたものの比較画像になります。下の二つを組み合わせて完成させたのがもう一台にはかせているものになりますが・・・よく見るとこれだけでは味気ない・・・

何が気になったかというとホイールのセンターキャップとナット。
センターキャップは8角形なのとサイズが大きいため、ホイールナットは単に円形のため、いずれにしてもリアル感が無いので削り落として(ホイールナット部は前もって穴を開けて位置を決めておきましたが)センター部はランナーをリューターで加工したものに、ナット部分はウェーブ社製のR・リベット[角]を使用しました。

教材となったスプリンタートレノブラックリミテッドはこちらにて紹介しております。

教材となったスプリンタートレノGT APEX後期型はこちらにて紹介しております。

(掲載日2009年1月2日)

 

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